こんにちは。ひろりん(@hiroringuide)です。
・どんな流れで勉強したの?
これまでVBAプログラミングの
メリットデメリットや
始め方などを紹介しましたが。
今回は私の体験談を交えながら
知識ゼロから習得までの道のりを
紹介します。
結論 環境が人を作る
以下、VBAを勉強した一連の流れです。
VBAをはじめたきっかけ
私当時32才。
世界一周から帰ってきてお金も無くなり
実家の近くで働きたいと思ってた。
それをハローワークで伝えると、
実家そばの大きな工場を紹介された。
製造業という未知なる職種だった。
そこでエクセルできる人を探していたので
応募して、採用されたのが
すべての始まり。VBAとの出会いの場所でした。
自分で勉強
仕事で、全くの知識ゼロから
エクセルできるなら、できるでしょ。
これを修正して、と言われ、
手探りでVBAの世界に飛び込まされた、
というのが本音。
VBAのことを聞ける人もそんなにいないので
下記のことを自分で勉強しました。
ツールを知る
前回の記事でもありました、
開発タブを出して、VBAの開発画面、
ビジュアルベーシックエディターを開く。
その画面の操作方法をざっと学びました。
おすすめのサイトはこちら。
VBEの使い方:VBE画面の全体説明
意外とここをおろそかにしがちですが、
ここが戦場の舞台です。
地の利を生かすためにも、まずは知らないと!
また大事なのがショートカットキー!
ALT+F11で開発画面開くことや、
F8でプログラミングを1行ごとに実行できるなど
まずはざっと知ることで
その後の作業効率が天と地の差になります。
考え方、理論を知る
私の場合、まずこう思いました。
エクセルのリストを上から順に見て行って
ある条件にあてはまるものがあれば
ある処理をする。以上。
あとはそのリストと条件によって
処理の幅が無限大に広がる。
と、一概には言えないものの、
まずはすじとなる考え方を把握します。
手を動かしてみる
何事も自分でやってみないと
身につかないのはいわずもがな。
家のパソコンで、上記の考え方をもとに
1から100までの数字の中で
素数のみをA列に書きだす、
というのをまずは試行錯誤で作ってみました。
素数かどうか判定するにはどうすればいいか?
1から100の数字を
プログラム内で指定するのではなくて
A1と1、A2に100と入力して
そこから値をとってきてみよう
もっと簡単な理論で素数を算出できるのでは?
まずは2で割り切れるものは削除、など。
半分遊びながら、
実際に組んでみるのが一番
ニーズに応える
だんだんVBAが組めるようになると、
仕事の幅も広がります。
印刷してほしい、テキストに書きだしてほしいなど、
いろいろなものごとを頼まれるようになります。
また、これを修正してほしい
新たな項目を追加してほしいと
状況に合わせてエクセルを改修する必要があります。
チャンスです。
自分では思いもよらなかった知識を得られ、
こういうこともできるのかと調べるきっかけを
得ることができます。
また、改修に備えて
あらかじめ空欄の行や列を仕込んでおくことで
もし大幅な変更があっても
プログラム自体は少しの処理ですむ、という
知識、知恵もついてきます。
自分で考え行動する
上記をくり返していくうちに、
こうすればもっと楽にできるのでは?
こういうやり方だと、ほかの部分も楽になるのでは?
この人、これを手で入力しているけれど
別のファイルから読み取ってくればいいのでは?
と、自分だけでなくほかの人の作業を
楽にする方法も提案できるようになります。
自分の作業ですら楽にしたいのに
誰かの作業を楽にすると
とてもとても感謝されます。
やりがい、喜びを
これでもかと感じられるようになります。
仕事へのモチベーションも上がります。
VBAは特にエクセル作業と直結しているので
自分や同僚の作業効率を改善させることができるため、
感謝される仕事といっても過言ではありません。
うれしいですよね!
まとめ お金をもらってするパズル
正直、私にとってVBAは
お金をもらってするパズルのようなもの。
いかに少ない労力で目的に到達できるか。
どういう処理が最適なのか、
その処理を最短で行うプログラミングは
どういう書き方、どういう組み方がいいのか。
仕事、と思うと億劫に思いがちですが、
パズルと思うと、考え方が変わります。
そのパズルを会社で勉強させてもらいながら、
ほかの人と雑談を交えながら
仕事について作業について教えてもらいながら、
それがお金をもらいながらできるのです。
そしてそこで得た知識経験で
こんな時代でも仕事を見つけることができ、
またお金を得ながら学ぶことができる。
大変ありがたいことです。
とても私はラッキーだと思います。
勉強は大変ですけれど、
まわりまわって自分の味方になるのは
踏ん張って勉強したことかなと思います。
次回は、派遣で再就職して
VBAから発展せざるを得なくなった話を紹介します。
現在進行形です・・・。
コメント