地域通訳案内士ってどんな資格? どんな試験があるの?

全国通訳案内士

こんにちは。ひろりん(@hiroringuide)です

前回ふれた地域通訳案内士について、
さらに詳しく紹介したいと思います。

私のまわりにも、
地域→全国通訳案内士と取得した人、
全国通訳案内士に挑戦しつつ、地域も取得している人、
全国はあるけれど、その地域のことを深く勉強したいからと
挑戦する人などさまざま。

うまく活用して知識と経験をレベルアップ!!

地域通訳案内士とは

観光庁HPに下記のように紹介されています。

地域通訳案内士は、特定の地域内において、
「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、
外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)
を業とする。」とされています。

地域通訳案内士は、特定の地域において、
その固有の歴史・地理・文化等の現地情報に精通した者であり、
各自治体が行う研修受講を通じて「地域通訳案内士」として
登録を受けた方々になります。

引用元 観光庁HP

 

その特定の地域は
令和3年4月現在40地域導入

詳しい地域はこちらのPDFをご覧ください
地域通訳案内士導入地域  

中国地方であれば、
広島、山口、山陰両県、島根県益田地区
と、盛りだくさんです。

地域通訳案内士のメリット

その地域のことを深く知ることができる

全国通訳案内士の勉強だと広く浅くになりがちだが、
地域だと実地研修などがあり、その場所の生の魅力に触れることができる

同じ目標を持った仲間ができる

独学で取得する資格ではないので
同じ目標を持った仲間と出会え切磋琢磨できる
地元の人が多いので最新のトレンド情報を交換できる

これは本当にお金では表わせられないほどの財産!

全国通訳案内士の一次試験筆記の外国語が免除
例えば、私の住んでいる広島県の場合、
地域の受講資格が英検準一級かTOEIC730点と
全国より比較的低い語学力で受講可能。
終了後、全国の筆記試験が免除とはこれは助かる!

比較的短時間で資格が取得できる

これもまちまちだが、実質10日前後で研修が終了する
忙しい人にとっても助かる

受講内容が親しみやすい

全国は行ったこともない、見たこともないものについて勉強するが
地域は自分が住んでいる場所など比較的なじみがある場所なので
勉強していて面白い

資格取得後、定期的に研修がある

これも場所によりますが、私が松江にいた2018年、2019年、
山陰のインバウンドを担う山陰インバウント機構が
秋に毎年何らかの研修を行ってくれていました。
全国を取得していれば参加できたので
この時初めて石見銀山に行って、ガイドさんの話を聞けたり
また新たな仲間と知り合えたりと、とてもいい機会でした
すでに知っている場所でも知識をリフレッシュするのに最適だと思います。

地域通訳案内士のデメリット

地域限定なのでそこを超えてガイドできない

全国通訳案内士の足掛かりとして挑戦するには
とっておきだと思います。
自分はどうガイドしたいのか働きたいのかぜひ考えてみてください

毎年研修受講生の募集をしているとは限らない

地域通訳案内士導入地域はほぼ全国にわたるものの、
毎年研修生の募集をしているとは限りません。

↑ここ重要!!

広島や山口では2020年度の募集はあったものの
山陰の研修募集は不定期で昨年度は無かったりと
その場所場所によってさまざま。

しかし、以前にふれたように、オンライン研修が普及し
自分の住んでいる場所以外の研修にも
以前よりは参加しやすくなったと思います。

自分の好きな場所、旅先で訪れてよかったところを
調べてみるのもいいかもしれません。

仕事につながりにくい

これは全国通訳案内士も同じ。
団体によってはHPを立ち上げてくれていたりと
それぞれ努力されているようです。

まとめ

いかがでしたか?
その地域のスペシャリストになる、というのは
とても努力が必要なことだと思います。
最新の情報をアップデートしつつも、歴史の知識も必要

でも、たとえば地元が好きなら、
その地元のことを深く知ることで、
もっともっと好きになれると思います。

私の友達の中にも、
全国通訳案内士を取得した後、その地域が好きだかと
地域通訳案内士を取得した人もいます。

頑張ってる人は自分から学ぶ機会を作っています.
学び続ける人はかっこいい!!

ガイドって、一日やそこらではできることではないです
長い目で、自分のペースで
挑戦し続けてみてはどうでしょうか???

 

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